適性検査(性格適性検査)について

企業の求人に応募して書類選考を通過し一次面接の時に筆記試験を行う企業は多いと思います。筆記試験の内容は各企業で様々ですが、一般常識と適性検査はどの企業でも実施している様です。

一般常識試験は知識試験なので、正解・不正解がある試験ですが、適性検査は正解・不正解のない検査です。ところが、検査を受けている人の中には、勘違いをされている様子で、じっと質問を見て考え込んでなかなか進まない人が出てきます。正解が無いのに何が正解か一生懸命に考えている様子なのです。そういう方の検査結果をみると大体「信用度尺度」で、「自分を良く見せようとする傾向が強く検査結果の信用度が低い」とか「見せかけの態度をとりがちの傾向がある」という評価結果が出てきます。

適性検査は受検者の考えや行動の傾向や持ち味を知ろうとするものです。質問に対して考えるということは、どう答えた方が理想的な答えかと考えることで、自分の考えや行動ではなくなるので正確な自分を表現していないことになり、先ほどの様な評価結果が出てきてしまいます。

 適性検査は短時間で自分を素直に出すのが一番と思います。

 

藤木