就活、そこにブラック企業 大学に求人票「安心したが」 会社選び、学生の見極め大切: 朝日新聞より

就職活動で、多くの大手企業の採用が一段落したこの時期に、就活中の学生が「ブラック企業」を選んでしまう危険性が高まる、という記事が出ていました。

大手企業の採用が一段落したこの時期に、まだ就職先が決まらない学生が焦ってしまい、大学の求人票だからと安易にブラック企業に応募し採用され入社してしまうケースが増える様で、学生自身が落ち着いて応募先企業を見極めることが重要だとしています。

これは、決して新卒採用の場合だけでなく、中途採用の場合も同様で、就職先企業を十分に調査し、納得したうえで就職先を決めないと、入社した後で入社前に予測していたこととのギャップが大きく、こんなはずじゃなかったと退社することになります。

対策として、企業の「ブラック度」を測るポイントとして、・離職率が高い又は公表しない、・従業員数に対して採用人数が多い、・残業代と基本給の額が具体的に分けられていない、・求人広告や説明会の内容が変わりやすい、・短期間で管理職になることを求める記載がある、・すぐに内定が出る、・根拠なく「夢」「成長」などの聞こえの良い言葉を多用する、等をあげています。

もちろん、これ等のポイントチェックも必要ですが、このほかに面接でのチェックも大切と思いますが、面接は応募者が評価される場でもありますが、逆に応募者が応募先企業を評価する場でもあります。面接で訪問した時に、社内に活気があるか、社員が生き生きと働いているか等の応募先企業の雰囲気をチェックすることも大切です。また面接時には、面接官との対話から受ける企業の考え方や雰囲気を感じ取ること、面接官が将来上司となったときに一緒に仕事をやっていきたいと思うかと評価してみることも大切です。

また、内定通知を受け取った際には、雇用条件をきちんと提示しているかもチェックポイントで、条件に抜けがないか、求人票と違った内容になっていないか等をチェックし、疑問があれば質問し良く納得したうえで内定を承諾することが大切と思います。

 

藤木